2011年2月16日水曜日

水嶋ヒロら『BECK』メンバーが集結 さよならHMV渋谷「たくさんの素敵な思い出をありがとう?

 俳優?水嶋ヒロが1日、東京?HMV渋谷で主演映画『BECK』(堤幸彦監督、9月4日公開)の劇中バンドのメンバーを率いてトークイベントを行った。今月22日に閉店することが決まっている同店に対して水嶋は「学生時代の思い出が詰まった場所」と話し、「たくさんの素敵な思い出をありがとう。最後にもう一度HMV渋谷を訪れてみてください、思い出の発見があるかも」と呼びかけ、会場は名残惜しいムードに包まれた。

【写真】『BECK』のイケメンキャスト陣ソロショット

 同作は、漫画家?ハロルド作石による累計発行部数1500万部の人気漫画の実写版。ロックバンドに集った少年たちの青春を鮮やかに描き出した物語。この日、竜介役の水嶋(ギター)、コユキ役の佐藤健(ボーカル?ギター)、千葉役の桐谷健太(ボーカル)、桜井役の中村蒼(ドラム)、平役の向井理(ベース)の5人のメンバーがHMV渋谷に集結。若手イケメン俳優のそろい踏みに約100人の女性客が押し寄せ、イベントは悲鳴のような歓声とともに始まった。

 佐藤は「埼玉の実家から仕事場に通っていた頃、仕事だけして帰るのはもったいないので、渋谷は歩きつくしたし、HMV渋谷の辺りはもう青春の思い出の場所です」。向井も「学生時代によく通っていたのでなくなるのは寂しい」と閉店を惜しんだ。

 好きな音楽、思い出の音楽の話題では、水嶋が米ヒップホップアーティスト?エミネムの「Not Afraid」を紹介。「ヒップホップを聴いて育ってきたので、サッカーの試合前にエミネムの曲を聴くとすごくテンション上がりました」と語った。佐藤はメンバーと親しいロックバンド?ONE OK LOCKの「完全感覚Dreamer」を取り上げ、「独りで寂しい時に聴くと、独りじゃない気がして、すごく励まされます」。桐谷はTHE BOOM&矢野顕子の「釣りに行こう」が「優しい曲ですごい好き」。中村の好きな曲はKREVAの「My Life」で、「今を一番楽しんでいこうという歌詞に共感した」。向井は米ジャズ?ファンク系バンドのジャミロクワイの「Travelling Without Moving」を選曲し、「ベースソロがかっこいいんです。中学の頃からジャミロクワイはよく聴いていました」と話した。

 イベントの終わりには、HMV渋谷店から水嶋らに『BECK』のネームの入ったユニフォームのポロシャツが、そのお返しに『BECK』メンバーからサイン入りTシャツが贈られ、サッカーの試合後に両チームの選手が健闘をたたえ合うような“ユニフォーム交換”が行われた。

 HMV渋谷は1990年に国内第1号店としてオープンし、1998年に現在の渋谷センター街に移転。総合エンタテインメント?ショップとして、音楽?映像を通したカルチャーシーンのトレンド発信基地として親しまれてきた。


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引用元:ナイトオンライン(Knight) 総合サイト

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